動きながら決める、立ち会議エリア

#オフィスレイアウト

「会議の時間が長引き、結論がなかなか出ない」そんな課題を抱える経営者の皆さまへ。座りっぱなしの会議スタイルを見直すだけで、組織のスピード感を劇的に変えることができるとしたら、興味はありませんか?
本記事では実践しやすい「立ち会議エリア設計」のポイントを株式会社SPACE PRODUCEが解説します。
 

なぜ今、立ち会議が求められるのか

まず、立ち会議を導入する一番の理由は、結論を早く出せることにあります。座ったままの会議は、どうしても時間に余裕があると錯覚しがちです。しかし、立った状態では自然と集中力が高まり、不要な議論を省きやすくなります。これにより、働く方の貴重な時間を無駄にすることなく、会議自体が効率化されます。

また、立つことで血流が良くなり、脳の活性化にもつながります。これが、アイデアの出やすさや判断スピードの向上に寄与するのです。ただ椅子を無くすだけではなく、「動きながら考える」という意識改革ができるのも、立ち会議エリアの大きな魅力です。
 

効果的な立ち会議エリア設計のポイント


立ち会議を成功させるためには、空間づくりにいくつかのコツがあります。まず、広すぎず狭すぎないスペース設計が重要です。適度な距離感を保ちながら、自然なコミュニケーションが生まれるレイアウトが理想的です。

次に、立ったままでも手元でメモが取れるように、高さのあるコンパクトなテーブルを設置することをおすすめします。あくまで短時間の使用を想定しているため、椅子はあえて置かない方が効果的です。

さらに、足元には疲れを軽減するための柔らかい素材のフロアマットを敷くと、働く方にとって負担が少なく、立ち会議への抵抗感も薄れます。
 

立ち会議エリア導入による組織の変化

立ち会議を日常に取り入れることで、組織全体にスピード感が浸透していきます。結論を先延ばしにせず、その場で判断できる文化が育ち、意思決定の速さが競争力の向上にもつながります。

また、会議に対する「重たい」イメージが払拭され、働く方同士の意見交換も活発になります。こうした小さな変化の積み重ねが、やがて会社全体の推進力を大きく高める結果を生み出すでしょう。
 

最後に

立ち会議エリアの導入は、単なるレイアウト変更にとどまりません。組織文化を変え、働く方のモチベーションを高め、スピーディーな経営判断を後押しするための大きな一歩です。
しかし、実際に自社に合った立ち会議エリアを作ろうとすると、単純な模倣ではうまくいかないこともあります。現場の声を丁寧に拾い上げながら、最適な設計を考えることがポイントです。

この続きや、貴社に最適な立ち会議エリア設計についてご興味がございましたら、ぜひお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。

株式会社SPACE PRODUCEでは、働く方のエンゲージメント調査やヒアリングを実施し、ただの設計・内装作業にとどまらず、経営者、従業員の皆さまにとって、より良いオフィス空間をご提供いたします。