受付カウンターは、訪問された方が最初に目にする場所であり、企業の印象を決定づける大切な空間です。限られたスペースでも清潔感と安心感を与えるデザインを実現するためには、素材選び、照明、配置に工夫が必要です。本記事では、狭い受付スペースを効果的に演出するポイントを株式会社SPACE PRODUCEが解説します。
清潔感を左右する素材の選び方
結論から申し上げますと、受付カウンターには「汚れが目立ちにくく、簡単に手入れできる素材」を選ぶことがポイントです。理由は、受付は来訪者の目に最も触れる場所であり、少しの汚れや劣化が企業全体の印象を左右するからです。特に、清潔感は第一印象として大きな意味を持ちます。例えば、人工大理石や高耐久メラミン化粧板は、見た目の美しさと掃除のしやすさを兼ね備えています。こうした素材を採用することで、長く綺麗な状態を維持でき、受付スペースが常に好印象を与えることにつながります。
照明で空間に安心感を与える
狭いスペースであっても、照明を工夫することで広がりや温かさを演出できます。照明の色味や配置によって空間の印象が大きく変わるため、受付カウンターの上部に間接照明を設置することで、柔らかな光が壁や天井に広がり、圧迫感を軽減する効果が得られます。また、温白色の光(白すぎず黄色すぎない光)が適しており、落ち着いた雰囲気と安心感を同時に演出できます。
配置の工夫で「狭さ」を感じさせない
狭い受付スペースであっても、配置を工夫すれば無駄のない美しい空間に変わります。物の配置や導線が乱雑だと、それだけで狭さや窮屈さを感じさせてしまうからです。具体的には、カウンター内に必要最低限の備品のみを置き、書類や小物は引き出しや隠せる収納に収めるのが理想です。さらに、カウンター正面に観葉植物や小さなアートを飾ると視線が自然と奥に流れ、空間の奥行きを感じさせます。こうした配置の工夫が、訪問された方への印象に大きく影響します。
最後に
狭い受付カウンターでも、素材・照明・配置を少し工夫するだけで、訪問された方に安心感と信頼感を抱いていただける空間をつくることが可能です。
ぜひお問い合わせフォーム(https://spaceproduce.jp/CONTACT.html) からお気軽にお問い合わせください。株式会社SPACE PRODUCEでは、働く方のエンゲージメント調査やヒアリングを実施し、ただの設計・内装作業にとどまらず、経営者、従業員の皆さまにとって、より良いオフィス空間をご提供いたします。