社内ハックデイエリア設置

#従業員エンゲージメント

新しい発想が次々と生まれる組織には、ある共通点があります。
それは、アイデアを「すぐに形にできる場所」を持っていること。
今、多くの企業でオフィスの一角に「ハックデイ専用エリア」を設ける動きが広がっています。
短期間でアイデアを形にするための環境づくりは、今後ますます重要になるでしょう。
ハックデイエリア導入のポイントを株式会社SPACE PRODUCEが解説します。

ハックデイ専用エリアとは?

ハックデイ専用エリアとは、短期間で集中して新しいアイデアやプロトタイプを作り上げるための空間です。働く方がチームを組み、普段の業務から離れて自由に挑戦できる場所を指します。パーテーションで区切っただけの簡易的なスペースではありません。机や椅子の配置、壁面の使い方、光の入り方にまで配慮し、短期集中型プロジェクトに最適な環境をつくりこむ必要があります。
 

なぜ今、ハックデイ専用エリアが必要か


理由はシンプルです。変化のスピードが加速しているからです。
これまでなら、じっくり時間をかけて新しい商品やサービスを開発しても間に合いました。しかし今は、動きの速い企業だけが市場をリードできる時代です。日常業務の合間にアイデアを練るだけでは追いつきません。短期間で一気に試す、形にする、そのための専用エリアが欠かせないのです。
 
また、こうしたエリアは従業員の皆さまのモチベーション向上にもつながります。普段とは違うチームで協力する経験は、新たな気づきや刺激をもたらし、結果として会社全体の活性化を促します。
 

どんなレイアウトが理想的か

ポイントは3つあります。
 
1つめは、自由な発想を引き出すレイアウトであること。固定されたデスクや席順ではなく、簡単に動かせる家具や、立ったまま議論できる高さのテーブルを用意します。
 
2つめは、アイデアをすぐ形にできるツールをそろえること。例えば、壁一面をホワイトボードにしたり、大きなモニターやプロジェクターを常備したりする工夫です。
 
3つめは、リラックスできる雰囲気作りです。照明は柔らかく、内装もカジュアルなテイストにまとめると、心理的な壁を取り払いやすくなります。静かに集中できるスペースと、にぎやかに意見を交わすスペースを適度に分けることも重要です。
 

導入の第一歩は?

最初から大掛かりな改装をする必要はありません。
まずは小さなエリアからスタートし、働く方の反応を見ながら少しずつ育てていく方法がおすすめです。大切なのは、「ここでは自由にアイデアを試していい」という文化を、経営者の皆さま自身が発信することです。
 
場所選びや家具選定に迷う場合は、ぜひ専門家にご相談ください。オフィス全体のバランスを見ながら、最適なご提案を差し上げます。
 

最後に

ハックデイ専用エリアは、単なるレイアウト変更ではありません。経営者の皆さまと従業員の皆さまが、未来を一緒に切り拓くための「場づくり」です。
 
ぜひお問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。株式会社SPACE PRODUCEでは、働く方のエンゲージメント調査やヒアリングを実施し、ただの設計・内装作業にとどまらず、経営者、従業員の皆さまにとって、より良いオフィス空間をご提供いたします。